コルクコースターの正しい洗い方とカビ取り、3つのNG行為

コルクコースターはカビやすい?

コルクコースターは決してカビやすいアイテムではありません。

確かに、天然素材であるコルクは水を吸いやすく、湿気が内部に残りやすい性質があります。飲み物の成分が残ることも多いため、カビが好む「高温多湿で栄養が豊富」な環境になりやすいのは事実です。

ただし、コルクはもともと高い抗菌性・防腐性を備えた素材でもあります。

これは、コルクが「コルク樫」という木の樹皮から作られていることに由来します。樹皮には生きた木を外敵から守る役割があり、カビのような菌類に対して耐性が高いのです。

さらに、コルクは水を吸うスピードが遅く、乾きやすい素材でもあります。使用後のお手入れを習慣にしていれば、カビが発生するような環境にはなりにくいと言えます。

コルクコースターの正しい洗い方

コルクコースターを気持ちよく使い続けるには、日頃の正しいお手入れが大切です。

といっても、難しいことはありません。

「使った後は表面をサッと拭いて、しっかり乾かす」

基本はこれだけです。

拭くものは乾いた布やキッチンペーパー、ティッシュなどで十分。風通しの良い、直射日光の当たらない場所でしっかり乾かしましょう。

汚れが気になるコルクコースターのお手入れ

飲み物のシミや軽い汚れが気になる場合は、水で濡らして固く絞った布でトントンと叩くように拭き取ります。こすりすぎると表面が傷むので、力を入れすぎないのがポイントです。

それでも落ちない場合は、薄めた中性洗剤を布に含ませ、同じように軽く叩いて拭き取ります。

ただし、以下の点を守らないと、かえってカビや劣化の原因になるため注意してください。

  • 洗剤をコルクコースターに直接かけない
  • 強くこすらない
  • コルクコースターの使用後は必ず水拭きと十分な乾燥を行う

コルクコースターにしてはいけないNG行為

コルクコースターのNG行為、間違った使い方には、以下のようなものがあります。。

コルクコースターNG行為

【NG】水に浸け置きする
長時間水に浸すと、乾燥後に反りやひび割れが起こりやすくなります。カビの原因にもなるため避けてください。

【NG】食洗機・乾燥機を使う
食洗機や乾燥機の内部は「高温」「急激な乾燥」という、コルクにとって過酷な環境です。激しい劣化につながる可能性があります。

【NG】直射日光で乾かす
急激に水分が抜けると、反り・割れ・表面の劣化が起こりやすくなります。

これらはコルクコースターの寿命を大きく縮める行為です。絶対に行わないようにしてください。

コルクコースターのカビ取り方法

こまめにお手入れしていればカビが生えることはまずありませんが、保管環境によっては「久しぶりに出したらカビていた…」ということもあり得ます。

その場合は、カビの状態に応じて適切に対処しましょう。

表面にうっすら出ているカビ【軽度】

コルクコースターの表面にうっすら見える程度のカビであれば、使い古しの歯ブラシなどで払い落とせます。その後、軽く洗い流し、風通しの良い日陰でしっかり自然乾燥させてください。

レーザー彫刻のコルクコースターの場合、歯ブラシなどで擦ると焼き目部分が剥がれてしまう可能性があります。十分に注意して取り扱いましょう。

広範囲、内部まで浸食しているカビ【重度】

以下のような状態になってしまったコルクコースターは、残念ですが処分を検討したほうがよいでしょう。

  • カビが広範囲に広がっている
  • 表面だけでなく内部まで黒ずんでいる
  • 乾かしてもカビ臭が残る
  • 表面がボロボロになっている

コルクは多孔質素材のため、内部まで入り込んだカビを完全に除去するのは困難です。コースターは口に触れる飲み物のそばで使うもの。衛生面のリスクを考えると、無理に使い続けず交換するのがおすすめです。