ペットのメモリアルフォトフレーム|オリジナルで作るポイントとデザイン例

家族の一員として共に過ごした大切なペットとの別れ。その失った悲しみを癒すことは簡単ではありません。温もりが恋しくなる日々の中で、思い出の数々がしずんだ心に寄り添ってくれているのではないでしょうか。

最近特に注目を集めている「メモリアルフォトフレーム」は大切なペットとの絆を目に見える形で残せる新しい供養のかたちとして、飼い主さんのニーズが年々高まっています。

リビングのテーブルや寝室の棚など、日常の中で何気なく目にする場所に、あの日の笑顔や仕草を収めたフォトフレームを置くことで、悲しみが徐々に優しい懐かしさへと変わっていくとのお声も耳にします。

この記事ではペットのメモリアルフォトフレームを作る方に向けてその素材やデザインについてご紹介します。

メモリアルフォトフレームとは?

メモリアルフォトフレームとは、大切な思い出を飾る特別なフォトフレームのことです。

記念日や出産のお祝い、あるいは、大切な家族やペットへの追悼の意を込めてオーダーメイドで作られるオリジナルのフォトフレームです。

ペットのメモリアルフォトフレームでは、優しく品のある佇まいのシックなデザインと高級感のある素材で大切なペットの思い出を上品に彩ります。

装飾は控えめながらも心に響くものが好まれ、花のモチーフや蔦、クラシカルな額縁、そして愛おしい肉球の印象的なデザインなど、シンプルながらも温かみのあるデザインが人気を集めています。

また、メモリアルフォトフレームならではの特徴に「メッセージの挿入」が挙げられます。

大切なペットの名前や一緒に過ごした日付、感謝の言葉、思い出が詰まった特別なフレーズ入れたメモリアルフォトフレームはより思い入れ深いものとなってくれることでしょう。

メモリアルフォトフレームの素材の特徴とメリット、デメリット

メモリアルフォトフレームは主に「ガラス」「木材」「アクリル」といった素材で作られます。

いずれも見栄えが良く、高級感がありますが、飾る場所や目的によっては適さない場合もあります。
それぞれの特徴やメリット、デメリットについて見ていきましょう。

ガラス

ガラスのメモリアルフォトフレームは、輝きのある透明感に高級感と重厚感があり、大切な思い出を格調高く彩ります。

紫外線を避けるように配置すれば変色が起こりづらく、印刷された大切なペットの写真を長期間きれいなまま保つことができます。

仏壇や祭壇のそばに置いたり、日々の暮らしの中で目に触れるリビングルームの棚や、追悼のための特別なメモリアルスペースに飾るなど、長く同じ場所で見守り続けるのであれば、ガラスタイプは最適な選択といえるでしょう。

反面、衝撃に弱く割れやすい性質と、素材自体の重さは注意すべき弱点といえます。

家族の出入りが多い場所や、小さなお子さまやペットが活発に動き回るスペースでの使用は控えた方が安心です。また、季節の飾り替えなど頻繁に移動させる予定がある場合は、別の素材を検討されることをおすすめします。

木製

素材の温かみが感じられる木製のメモリアルフォトフレームは、自然の優しさと素朴な風合いを大切にする飼い主さんにぴったりです。

木材は加工しやすさから、ペットの名前を彫刻したり、首輪やチャームを飾る穴を開けたりと、オリジナリティの高いカスタマイズが可能です。

ボックスタイプのメモリアルフォトフレームはフタ側にペットの写真、内側にドライフラワーや思い出の小物がおさめることができる、形見と一緒に慈しむデザインになっています。

一方で、木製のメモリアルフォトフレームは自然素材ならではの経年劣化が避けられません。
時が経った木の風合いの変化は共に歩んだ時間の証ともいえますが、直射日光を避け、湿気や乾燥、紫外線から守るといった保管が長くきれいな状態を保つことにつながります。

アクリル

アクリルはガラスのようなクリアな透明感と輝きを兼ね備えながら、日常での扱いやすさを両立させた実用的な素材です。

割れにくい耐久性と持ち運びやすい軽量な特性は、さまざまなシーンで大切なペットの思い出を身近に感じることができます。

加工の自由度が高いこともアクリルのメリットの1つです。
メモリアルフォトフレームにペットの名前やメッセージの挿入だけでなく、遊んだり寛いだりする姿など思い出の一場面に合わせて自由な形状にカットすることも可能です。

湿気や乾燥、紫外線による劣化が少ないため、仕事場や自宅のデスク、リビングの棚、車のダッシュボードなど生活のさまざまなシーンでペットへの想いを馳せることができます。

多くの利点を持つアクリル素材ですが、取り扱いには少し注意が必要です。

表面は比較的キズがつきやすく、静電気を帯びやすい性質からホコリが付着しやすいため、柔らかいメガネ拭きやマイクロファイバークロス、紙ウエスなどの毛羽立ちしない柔らかい素材で優しく拭きとることが、美しい状態を保つポイントです。(アルコールが入ったお掃除グッズなどの使用は絶対NG。インクが剝れ、アクリルが割れることがあります)

【素材別】特徴、メリットとデメリットまとめ

特徴メリットデメリット
ガラスリビングや仏壇に飾るのがおすすめ高級感があり、フォーマルな場に向いている割れやすく、重い
木製温かみのあるデザインを重視したい方にナチュラルな雰囲気で、加工の幅も広い経年劣化に弱く、保管が難しい
アクリル様々な場所でペットに思いを馳せたい方に軽量で耐久性が高く、デザインの自由度も高いキズがつきやすいので注意、定期的なお手入れが◎

アクリル素材のペットのメモリアルフォトフレーム 人気デザイン3選

オリジナルグッズが地球を救うはオリジナルグッズの専門店です。アクリル素材のメモリアルフォトフレームをオーダーメイドでお作りいただけます。

デザインシミュレーターやIllustratorなどで作成したデザインデータをご注文時にご用意いただきます。

写真や文字、装飾などを組み合わせたデザインの中でも、特に人気の高いメモリアルフォトフレームのデザインを3点ご紹介します。

①小窓タイプ

ペットの写真を中央部分に配置し、名前やメッセージを入れるデザインです。

おしゃれなフォトエッセイをイメージさせるデザインで、ペットの愛らしい姿や色褪せない思い出を上品に演出してくれます。

シンプルな肉球モチーフや天使の羽、お花やリボン、星や空のデザインなど、ご希望のモチーフを自由に取り入れることができます。ペットの好きだったおもちゃや食べ物をモチーフにしたオリジナル装飾など、世界にひとつだけの特別なメモリアルフォトフレームをデザインしてみましょう。

②コラージュタイプ

「思い出の写真がたくさんあって選べない!」という時は、複数の写真をレイアウトしたメモリアルフォトフレームがおすすめです。

成長の過程や季節ごとの思い出、いろんな表情を一つのフレームに収めてみましょう。

コラージュスタイルのメモリアルフォトフレームは、一枚だけでは表現しきれない豊かな思い出の数々が日々の暮らしの中で、ふとした瞬間に目に入るたびに、一緒に過ごした幸せな時間を優しく思い出させてくれます。

レイアウトや写真選びには少々コツがいりますが、綺麗に配置すればとても見栄えの良いデザインに仕上がります。

③フリーカットタイプ

加工のしやすいアクリルだからこそ実現できる、自由なフリーカットは創造的なデザインを活かせます。

ペットの写真を中心として、ブーケなどの装飾をあしらうことで、デザイン性も加わった素敵なメモリアルフォトフレームに仕上がります。

ペットの写真を中心に、花のブーケや幾何学模様、季節のモチーフなどを思い思いに配置することで、自分好みのデザインのメモリアルフォトフレームが完成します。アクリルならではの、光の透過による陰影が織りなす立体的な美しさも映えます。

特に、Illustrator等による画像編集・加工の経験をお持ちの飼い主さんに人気のスタイルです。
大切なあの子との思い出を、「自分スタイル」の装飾で美しく彩ってあげてください。

フリーカットでペットのシルエットをかたどったり、花や植物のモチーフを配置したりとデザインの自由度が高く、プロフェッショナルな仕上がりを実現できるからです。

まとめ

ペットとの思い出をとどめるメモリアルフォトフレームには、様々なスタイルがあります。

シンプルな写真立てから複数の思い出を彩るコラージュタイプ、自由な形状に切り抜いたアートフレームまで、選択肢は豊富です。

素材も目的に合わせて選べるのが魅力で、高級感あるガラス、温かみのある木製、軽量で加工しやすいアクリルなど、それぞれに特徴があります。写真だけでなく、名前や一緒に過ごした日付、心からのメッセージを刻印することで、より一層思い入れ深い品となります。

大切な家族との思い出を、あなただけのセンスと想いで美しく彩ってください。世界にひとつだけのオリジナルメモリアルフレームは、愛するペットへの最高の贈り物となることでしょう。

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